高速バスの快適なシート

高速バスでは最近、安く移動したいというニーズ以外にゆったりとしながら到着地に疲れが残らないようにしっかりと休めるような快適なシートがほしい。という要望も強まってきました。そこで最近では一般的な3列独立シート以外にも2列のシートを装着した快適なバスが運行されています。まず、最も快適と言われている最新シートが「コクーン」と言われるシートです。座席はシェル型パーテンション付きの独立シートです。特徴としては座席が進行方向に斜めに配置されていて隣の席からみえることがありません。航空機でも一部のビジネスクラスで採用されている配置です。そして最大のリクライニング角度は140度で、席が斜めに配置されている関係から前の席が倒れてくると言う感覚はありません。座席にはプライベートモニターが設置されていてTV、映画、音楽、ゲーム、オーディオのプログラムを楽しむことができます。


また座席周辺には網ポケットやミラー、コンセントや収納スペースがあり航空機のビジネスクラス並みのスペックを兼ね備えています。このバスは現在、関西と関東を結ぶ便と関東と名古屋地方を結ぶ便で運行されています。価格も関西と関東の便で5500円から12400円、関東と名古屋を結ぶ便で4500円から9180円で販売されています。もっとも高い価格で新幹線とほぼ同額になります。両都市ともに高速バスだと新幹線の倍以上の時間がかかります。しかし、夜行列車が運行されていない現在、両都市を夜間に結びしかも快適となると非常に利用価値の高いバスであるといえます。もう1つは2クラスのバス路線があります。1つのバスの中に3席限定ではあるがエグゼクティブクラスを設置している高速バスです。このエグゼクティブクラスの座席は142度のリクライニングを誇り、個室空間のようなカーテンで仕切られた空間が登場します。このバスが運行されているのは関東と関西を結ぶ路線で、価格は10000円から12000円程度です。座席数が少ないために人気が高いシートになっています。このように近年の高速バスは低価格路線ばかりではなく、移動時の快適性や到着してからの行動を考えた上で座席を選ぶことができるようになっています。


価格は高くなりますがそれでも新幹線で移動することと比較すると低価格で移動できるバスに新しい魅力が生まれました。この傾向はこれからも続いていくとみられ新しいバスの登場が待たれます。